テーブルの再塗装が好きです
2021年11月04日
ダイニングテーブルの天板を再塗装しました。
再塗装と言っても、
今回は木目をきれいに浮き立たせる透明ニスの再塗装です。
まずはところどころ剥げたり削られたりした古い塗装を剥がします。
これがたいへんな作業で、一日では終わらないほどです。
工具はオービタルサンダー(四角で微振動)を使用します。
ほかにもランダムサンダー(円形で円回転)がありますが、
平らな天板にはオービタルサンダーが向いています。
ヤスリの番手(#の数字が小さいほど粗い)は何がいいでしょう?
何枚か試してみて、もっとも粗い目の40番布ヤスリを使用しました。
しかしどんなに力を込めてもなかなか古い塗装が剥がれません。
悪戦苦闘。周囲に白い粉だけが舞い散ります。
ようやく下地の木目が出てきた段階で、
240番の紙ヤスリを使用し、表面をツルツルにしていきます。
ここでようやく刷毛を使い透明ニスを塗ります。
木目に沿って薄く塗り、2時間置いて乾燥させたら、
今度は400番の紙ヤスリでニスを優しく研磨し、
二度目のニス塗りを行います。
乾燥後、400番でさらに仕上げ、再び乾燥させて終了です。
再塗装は下地の出来ですべてが決まります。
完成して、輝くような光沢のテーブルは気持ちがいいものです。